マレーシアからの手紙

フラフラさまよって生きるうちに日本を離れ、マレーシアはクアラルンプールへ流れ着いたアラフォーの中年男。ここでは情報をまとめるというよりも、日常生活を徒然と書こうと思います。

隣国同士ってやっぱり微妙?マレーシアとシンガポールの関係

こんにちは、なぐもさむです。

 

ご存じの通り、マレーシアとシンガポールは隣国の関係です。

というか、正確には元々一つの国だったのが、シンガポールがマレーシアから追い出されたような感じのようですが。。。

ですので、お互いに行き来は頻繁に行われています。

ビジネスはもちろん、プライベートの旅行や買い物だとか。

当然、働きに行く人も多いわけです。

シンガポールは華人がメインの国ですから、マレーシア華人には馴染みやすい環境があります。だから、我々日本人が海外就職するのに比べたら、よっぽどカジュアルに国境を越えて仕事をしているように見えます。マレーシアと比べて治安もいいし、給料だってずっといい。(生活コストは日本以上にかかりかねないレベルですけど)単純に機会を求めているわけですね。

ただ、それはあくまでビジネスライクなように見えます。というのも、同じ華人でもシンガポールの人はマレーシアの人を見下す傾向は感じられます。

これって日本でもよくあるような、都会の人が地方の人を見下すのに近い感じに見えました。シンガポールからすると、クアラルンプールですら大都会とは言えないとか、給料やサービスレベルの低さとか。私自身、シンガポールの知り合いがマレーシア華人は英語の発音が悪いとか言うのを聞いたときは、ちとイヤな気分でしたね。コテコテのシングリッシュの人に発音が云々言われたくないのですが。。。(汗)

当然、逆にマレーシアの人はシンガポールの人に反感を感じてます。華人の人はお金にうるさいですから、給料の低さで見下す傾向があるのはカチンとくるようです。残念ながら、お金の事でうるさかったり見下す人の割合は、華人は日本人より多いんですよね。

でも、これは日本も変わらないですよね。

いわゆるネトウヨや嫌韓厨の人たちって、直接被害を受けたことがないのにあれだけ韓国や中国を悪く言うのはなんなんでしょうかね。どこか相手の国を見下しているところは感じられます。

それでも、自分の周りのマレーシア華人をみていても、チャンスがあればシンガポールで働きたいと思っている人は少なくないです。治安が良くて給料もいい、そしてブランド的な価値が感じられるようです。

でも、そういう人って日本人にもブランド的な目で見てくる傾向があるので、個人的には苦手です。自分はやはりマレーシアのほうが好きだなぁ。