マレーシアからの手紙

フラフラさまよって生きるうちに日本を離れ、マレーシアはクアラルンプールへ流れ着いたアラフォーの中年男。ここでは情報をまとめるというよりも、日常生活を徒然と書こうと思います。

多民族国家マレーシアの印象:インド系編

こんにちは、なぐもさむです。

 

三日連続で書いてきたこのシリーズ、最後はインド系です。

■インド系:食べ物はバッチリだけど、絡むことは少なめ?

インド系はマレーシアの主要3大民族の中でも、一番少数派です。人口の1割くらいでしょうか。中華系同様、都市部に多く住んでいます。

ちなみに、インドといっても人口10億人とかいるだけあって、インド国内でも民族がたくさんあります。東南アジアに多いのは、インド南部がルーツのタミール系と言われる人たちです。言語もタミール語をメインで使い、肌の色は真っ黒な人たちです。だからインド映画に出てくるようなインド人のイメージとは全然違いますね。インドでも北部は肌が白く性格キツイ人が多いと言いますが、南部の人はその真逆の肌が黒くて温厚な人が多いらしいです。それは東南アジアでも同じようですね。

食べ物もまた少し違います。日本で多い濃厚なバターチキンカレーやナンは北部の料理で、南部の料理は豆とかを使ったもっとあっさりしたカレーと米になります。そしてナンではなく、ロティというクレープのように生地を薄く焼いたのが定番です。このロティとカレーの組み合わせはマレーシアの朝食の定番の一つですが、焼きたては本当に美味しい!マレーシアに来て最初の頃は、毎朝のように食べていました。(汗)

肝心の人ですが。。。割合が少ないせいかもしれませんけど、特にプライベートでは正直日本人はあまり関わり合いを持つことはないと思われます。生活習慣がかなり違うので、食事を頻繁に一緒にはできないでしょうね。インド系の人を日本食レストランで見ることはまずないですから。

ただ、オフィスでは関わり合いを持つ事は多いと思います。特にIT系企業や病院のドクターだとインド系の人が多く見られる職場です。個人的にインド系のドクターはすごく温厚で話しやすくて、日本人のドクターよりずっと好みだったりします。

うーん、正直なところインド系はあまりつきあいがないので、まだまだ分からないところだらけです。むしろ、インド系の人たちとつきあいがある方に色々教えてもらいたいです。(汗)2年近く住んでても、まだまだ分からない事だらけだなぁ。