マレーシアからの手紙

フラフラさまよって生きるうちに日本を離れ、マレーシアはクアラルンプールへ流れ着いたアラフォーの中年男。ここでは情報をまとめるというよりも、日常生活を徒然と書こうと思います。

はじめてだと不安?マレーシアでの病院は大丈夫?

こんにちは、なぐもさむです。

 

海外で一番不安なものの一つは、病院じゃないでしょうか。ケガしたり体調崩したり、そういう調子が良くないときに馴染みのない病院って確かに不安でした。でも、一度経験するとその不安はほとんどなくなると思います!個人的には、日本の病院よりもずっと好きです。

■基本的にフレンドリーなドクター&スタッフ

まず言葉の問題ですが、特にドクターは皆さん大学卒業しているインテリですし、大病院の先生ならだいたい海外にも留学していらっしゃりますから、英語は問題ありません。むしろ街の人たちよりもキレイな英語をしゃべる階層の人なので、想像以上にコミュニケーションが取りやすかったと思います。我々も最悪「ここ痛い!」くらいの単語を羅列するのでもすれば、たぶん分かってもらえます。

個人的に日本のドクターって苦手なのですが、この国のドクターはすごく接しやすいですね。ドクターもスタッフも事務的でなく、フレンドリーに接してくれる人が多いように感じます。そして、病状や治療方針などを説明してくれる、いわゆるインフォームドコンセントをきちんとしてくれますので、今後の治療についてもクリアになりました。歯科で治療した際にも、きちんと金額まで含めて説明してくれたのはすごくありがたかったです。日本のドクターはまだその辺はきちんと説明してくれないですよねぇ。。。

また、特にマレーシアは医療ツーリズムを国策のひとつにしていますので、海外から治療にやってくる人はたくさんいます。その為大病院では、日本語や各外国語の通訳スタッフがいるのは当たり前になっています。私もそういう大病院で健康診断などを受けましたが、通訳の方がしっかりサポートしてくださりましたので安心できました。(通訳サポートをお願いすることで追加料金にはならないはずですので、その点はご心配なく!)

■でも、医療はサービス業!

ここまで良いことばかり書きましたけど、これは我々外国人が行く病院やクリニックの話なんですよね。

これが公立の病院や安めのクリニックだと、大混雑して待ち時間も長くて大変です。そうなると、医療の質もハズレに当たる可能性はあるようで。。。我々が行く病院の多くは高いので、その分混雑しないからサービスもきちんとしてるんですよね。

幸い私の会社は福利厚生でつく保険が充実しているようで、風邪でクリニック行くくらいは保険のカードを見せれば無料で診察も投薬も受けられます。入院になったとしても、かなりの部分を保険でまかなえるようです。

もちろん保険によって保証内容は差があるので、私の周りでも会社で入る保険に+で自分で保険に入る人は少なくないですね。

ただ日本の健康保険と違って、歯科やメンタル系は保険が使えない実費の治療になるのが通常です。歯科にお世話になるとかなりお金かかるので、定期検診は絶対に行った方がいいですね。。。(私は神経まで抜くレベルの虫歯だったので、歯も財布も痛かったです(涙))

それですので、歯を大事にして難病とかにならなければ、日本よりもこの国のほうが充実した治療を受けられるんじゃないかなぁと思います。もちろんお金さえどうにかなれば、日本では受けられない先進医療も受けられます。ただ日本の方が国民健康保険や国の補助を受けて割安に治療できる場合もありますから、そこが我々外国人の難しいところです。

いくら病院がサービスいいと言っても、そこに行かないような身体にするのが理想です。まさに身体が資本なわけですね。