マレーシアからの手紙

フラフラさまよって生きるうちに日本を離れ、マレーシアはクアラルンプールへ流れ着いたアラフォーの中年男。ここでは情報をまとめるというよりも、日常生活を徒然と書こうと思います。

Xperia Z4は日本先行発表!?マレーシアでのSONYの実態。

こんにちは、なぐもさむです。

 

昨日、SONYのスマホでもフラッグシップとなる Xperia Z4が発表されました。

japanese.engadget.com

今回は日本先行発表なんですね。正直、ちょっとガッカリさせられました。

■トップを走るのはサムスンという事実

私は海外で家電量販店を見るのが好きです。品揃えとかも日本とは違うので、見ていて面白いんですね。

ただ、たいていの国で共通しているのは、入口の一番目立つ位置に陳列されているのはサムスンの液晶テレビです。あとはその近くにLGのテレビ。その後ろあたりにようやくSONYあたりが出てきます。Panasonicあたりだとさらに奥の方になり。。。

このように、今の家電は完全に韓国勢に席巻されているのが事実なのです。私がバンコクに住んでた時、部屋の備え付けテレビはサムスンのエントリーモデルの32インチ液晶テレビでした。エントリーモデルだからかなりお値打ち価格だったのに、画質やリモコンの操作も含めた使い勝手も今までのテレビで一番よかったです。液晶パネルも自社で作れる強みでしょうね。

そしてここ数年、特に東南アジアにおいてはスマホはサムスンのGALAXYが一番人気でした。5.5インチのNoteを出してからは特に人気が集まりましたね。女性にも大画面の大きなNoteが人気なのが日本との違いだと思います。

それに比べると、SONYは一段下のポジションに落ち着きつつあるんですよね。。。SONYのネームバリューは依然として日本メーカーではトップなので、売り場の面積もそこそこ大きいです。

しかしこれだけ知名度があるのに、それが売上に結びついている感はまったくないです。なにしろ、Xperiaを使っている人をほとんどと言っていいほど見ないです。PS4やBRAVIAのような主力商品として売らないといけないと思うのですが。。。

■お願いだから、もっとがんばって!

そんな天下のサムスンも、最近は少し路線を変えてきましたね。テレビもスマホも明らかに値段を上げて、クオリティが高い高級路線を目指しているような感じがします。

なにしろ台湾や中国勢が猛烈な勢いで来ています。コスパもすごくいいので、シェアは上がる一方。でもサムスンは価格競争のチキンレースに参戦するより、高級路線でブランド価値を高めようというのでしょう。

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最近パッとしなかったGALAXY Sシリーズですが、先月発表したS6とS6 Edgeはすごく攻めてきましたね。iPhoneっぽい感もありますが、前衛的なデザインを取り入れ、大々的な宣伝も含めてサムスンの気合が感じられます。

そんなサムスンですら攻めてきているのに、追う立場のSONYが日本のみで発表というのは、グローバルではどうせ売れないから。。。というように見えてしまうんだよなぁ。

SONYは日本で世界を相手に戦える力がある数少ないメーカーだと思うので、本当に頑張って欲しいし、世界を相手にするのを諦めないでほしいです!