マレーシアからの手紙

フラフラさまよって生きるうちに日本を離れ、マレーシアはクアラルンプールへ流れ着いたアラフォーの中年男。ここでは情報をまとめるというよりも、日常生活を徒然と書こうと思います。

海外住んでるなら英語はペラペラになるでしょ?ってホント?

こんにちは、なぐもさむです。

 

それにしても、英語など外国語がペラペラってなんなんでしょうねぇ(苦笑)

少なくともこういう事をいう人は外国語はサッパリだったりするのですが。。。

■ペラペラ?

思うにペラペラとは、帰国子女の人が話してそうなすごく流ちょうで日本語と同じように普通にしゃべるような感じなのでしょう。でもあいにく私は日本生まれの日本育ち。学生時代に長期で留学した事はなく、帰国子女とはほど遠い環境で生きてきました。

そんな自分でも今は海外で生活しています。職場でも日本語対応がメインとは言え、その他多くの日本語が通じないボスや他部署とやりとりする時は英語となります。と言っても、まだまだつたないどころか得意とは言えません。むしろ日本で海外目指して英語を勉強していた時のほうがマシな気さえします。

■英語の勉強は日本でもできる?

私が大学受験した時は、いわゆるネイティブスピーカーの人がしゃべる英語を聞く機会はほとんどありませんでした。教材にもCD音声なんてありません。それが今ではセンター試験でもリスニングを試験で用いるようになるし、ご存じのTOEICもあります。教材は大型書店に行けば山のように売ってますし、TOEIC対策の塾とかもたくさんあります。

これだけ英語の教材が豊富な国ってそうはないと思います。台湾やタイの本屋で英語の教材のコーナーを覗いても、ここまでは多くなかったですね。私は日本でそういう教材で勉強したり、オンライン英会話でスピーキングの練習をしていました。

■しかし現地に渡航したら。。。

現地に渡航したら、さらに勉強してもっと実力つける!とやっぱ張り切るもんですよね。私もそうでした。ただ、慣れない海外の生活って最初のうちは色々ときついです。もちろん、新しい仕事も覚えないといけません。

そうなると、勉強からはだんだん遠ざかってしまいます。ただ、日本ではなかなか機会がない会話を実際にする機会は豊富です。それなのでしゃべる事は身体で慣れることができます。

ただもう一つ問題が。東南アジアの人たちは英語が第二外国語的なポジションになりますので、日本の教科書で習ったような英語ではないんですよね。文法とかめちゃくちゃな人が多数派だと思っていいです。それはつまり、私たち日本人の怪しい英語でもちゃんと話を聞いてもらえる反面、怪しい英語で適当に話すのでもどうにかなっちゃうんですね。

自分が今ギャップを埋めないといけないのは、その点です。会話には慣れたけど、座学から遠ざかってるので、言いたいことがあっても何を言うべきかのボキャブラリーが乏しかったり、その表現がきちんと会話にならず単語の羅列っぽくなったりとか。

■日本でできること。現地でできること。

ここまで書いたように、英語に関してはかなりの部分を日本で勉強するだけの環境が整ってます。文法を英語で勉強するのって、正直効率よくないと思います。そういう教材は日本じゃないと手に入らないですよね。でも実際に会話してその言葉に慣れるのは現地じゃないと難しいです。

慣れるのは時間さえあれば誰でも慣れます。でも、それ以上にちゃんと話せるようになるには、母国語とは全然違う外国語である以上きちんと勉強する必要もあるんじゃないでしょうか。私も今年はちゃんと勉強します!