マレーシアからの手紙

フラフラさまよって生きるうちに日本を離れ、マレーシアはクアラルンプールへ流れ着いたアラフォーの中年男。ここでは情報をまとめるというよりも、日常生活を徒然と書こうと思います。

マレーシアに住むメリットってあるの?

こんにちは、なぐもさむです。

 

日本人に限らず、多くの人は自分が生まれた国でそのまま育ち、その生涯を終えるのが通常でしょう。しかし私のようにわざわざ外国にやってきた人間も少数ながらいます。難民のように命からがらという事情もなく、物質的には生まれ育った国より不便なところへやってきました。

多くの人は、わざわざそんな事をするメリットってあるの?と思うことでしょう。そこで、改めて自分なりに思うメリットとデメリットを整理しようと思います。

■なんと言っても気候が暖かい!

私は冬生まれなのに寒いのは大嫌いです。寒いと空気が乾燥して風邪もひきやすくなりますし、気分も憂鬱な感じです。暖かい地域に長寿の人が多いですが、身体への負担も暖かい方が楽ですね。私もこっちに来てからのほうが体調良いです。

ちなみに東南アジアの友人達は、みんな寒いの大好き!寒いのに憧れる!とか言いますけど、彼らの寒いはせいぜい10℃前半くらいだったりします。。。隣の芝は青いという感じで、もしずっと冬のある気候の地域で生活したらどう思うんでしょうかね(汗)

■服にはお金がかからない!

こっちでは当然半袖の夏服がメインになります。布地が少なくて薄い分、値段はやっぱり安いですね。その選択肢の少なさ故に、服を買う機会は間違いなく減ると思います。シンプルライフを目指すにはうってつけの環境じゃないですか?

■日本人向けの食べ物が多い!

同じアジアですから、現地の料理も日本のからは大きく遠ざかってはいないです。特に中華料理はマレーシア華人が福建や広東など南部にルーツを持つ人が多いので、広東料理のイメージですね。だからクセが少なく食べやすいですし、個人的には香港の次に中華料理が美味しいのはマレーシアだと思います。だからローカルの食事も幅広く楽しめるし、もちろん日本料理も楽しめますので、食事では大きな苦労はないんじゃないかと。

■気分もリラックス!

やはり暖かい気候は人をリラックスさせてくれると思います。勤務先にもよるでしょうが、基本的に仕事も日本ほどカリカリとしていない環境が多いように見えます。そういう環境だと、自然に気分はリラックスして人生を楽しめるはず!

■モノにもよるけど。。。物価は安め!

基本的に日本より物価は安いです。特にローカルの食事は相当安く感じると思います。ただ景気良い国ですので、物価はどんどん上がっているのが現状です。ガソリンも10数年前の4倍くらい値上がりしてるようですね。(今でも日本の半額以下になりますが)

■親切な人が多い!

個人的にはこれがマレーシアの一番の魅力だと思います。物質的な便利さや日本人向けの仕事や環境だとシンガポールやバンコクがトップになるし、最近伸びているのはジャカルタやホーチミンあたりでしょう。ASEANでもシンガポールの次くらいのポジションにもかかわらず、なんか地味なんですよねマレーシアって(笑)

でも一番親切にしてもらった経験が多いのもマレーシアなんですよね。車を持ってない頃は、出かける時に乗せてもらったり家まで送ってもらったりとか。シンガポールだとドライな感じもするし、バンコクだとお互い英語が苦手でコミュニケーションの問題で距離を置かれることもあります。英語がある程度できるのは大きいですね。

 

デメリットについては次回書こうと思います。